いいサッカー小説だ

龍時 02-03 (文春文庫)

龍時 02-03 (文春文庫)

龍時 03-04 (文春文庫)

龍時 03-04 (文春文庫)

まとめて読了。
スペインリーグで少しずつ「チノ」ではなく「リュー」と名前で呼ばれ、受け入れられつつあるリュウジ、その熱戦の記録。
小説の中でゲームが生き生きと進んでいくのがすごいです。
読みながらゲームの情景がまさに浮かんできそうなものすごい躍動感。
もうちょっとだけ、続きが読みたかった。
最終巻となった03−04はアテネ五輪の話。
リュウジが体験したもう1つのアテネの先、2006年のドイツに野沢尚さんはどんな姿を見たんだろう。
作中で、決勝戦で当たることになったブラジルと不思議なことにF組でぶつかる日本、彼らの背中を天国から押してあげて欲しいなあ。

もう読むことの無いこれから先のリュウジ、終わらないゲームの続きはピッチの上で語られるといい。本当に。

こちらはマンガですが、これもまた熱いストーリーでした。
モーニングで読みきりが載るらしい。
また連載しないかなw

U-31(1) (モーニング KC)

U-31(1) (モーニング KC)

U-31(2) (モーニング KC)

U-31(2) (モーニング KC)