読み終わった
カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~ (ファミ通文庫)
- 作者: 高殿円,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/09/30
- メディア: 文庫
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うおー、こいつは作者様の意欲作でしたねー。
>この次はどうかというと、××××××をできるかどうかは、やはり売り上げ次第なんです。
読みTEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!
つかここまで引張って、打ち切りチックな打ち切りかただと最悪ですって(´Д`;)
しかし、ラノベ作品で第二次世界大戦直前から突入してからという激動の時代、しかも独立に揺れるインドを描くというチャレンジャーっぷり。
日本在住の9割9分9厘の人は恐らく日本の話で終わりだろうけど、この時期を境に民族運動が勃興し始めて各国が独立。
欧米植民地支配による歴史が終わって国際連合、そしてその後の冷戦という大きな歴史の渦を抱える時期なんですよね。
正確には世界恐慌の時期から第一次世界大戦後の国際情勢が大きく変わり始めたのもありますし、あの時期の歴史はそれぞれの国の直面した事情についていろいろ調べてみると底はありません。
話がそれましたが、この作品は既に大英帝国という枠組みが綻び始めた時代で、英領インドにも各勢力が台頭し始める頃合。
英国居留地内の寄宿学校の生徒である主人公シャーロットもやがて歴史の渦に巻き込まれつつあります。
しかし、遠い昔(日本語では「蛍の光」)は反則だ・゚・(つД`)・゚・。
またこの5人が会える話を読みたい。お願いだから続けてくれ・・・・゚・(つД`)・゚・。